2023/06/29
2023/03/02

ECサイトで、「希望イメージ通りになる」注文の仕方について

 

 

お花を注文する方法

まず、お花を注文する方法はおおきく分けて3つあります。

・ネットショップでの注文

・店頭での注文

・電話での注文

店頭・電話での注文の仕方はこちら>>

 

→ 今回は、ECサイト(ネットショップ)での注文をするときのことを紹介します。

 

 

 

「お花屋さんに行く時間がない…」

「どこのお花屋さんへ行けばいいかわからない…」

「いろいろな作品を見て注文したい…」

 

など、そういった方たちはECサイトでのご注文もいいでしょう。

ECサイトでは、様々なサンプル画像、金額、サイズ、が明記されており、自分のイメージに近い商品を見つけることができます。

カスタマイズするには、事前に問い合わせる必要があります。

 

時間に余裕を持ってご注文することをおすすめします。

 

 

注文するときに決めておきたいこと

お花屋さんへ伝えることをまとめておくことで、注文がスムーズに運び、後のトラブルにならないと思いますので、自分のイメージがあれば下記を参考にして、花屋さんへ伝えてください。

伝える手段としては、注文時の備考欄やメール、お店のライン公式アカウントなど、テキストで送るといいでしょう。

 

ネットショップ

 

 

①贈る目的と用途

「お花を贈る・買う目的」を伝えることで、それに合った商品のスタイル(花束・アレンジ・観葉植物、スタンド花など)を、花屋側からお客さまに提案がしやすくなります。

 

商品のスタイルにはそれぞれ特徴があります。代表的なものをあげていきます。

 

--花束--

切り花を束ねてラッピングしたもの

 

パステルカラーのおまかせ花束

 

 

--アレンジ--

切り花を、花器の中にセットした吸水性スポンジに挿したもの

アレンジメント

 赤系アレンジメント

 

 

--観葉植物--

鉢に入った植物

観葉植物

ガジュマル陶器鉢緑色

 

 

--スタンド花--

花台が付いて大きく花を活けているもの

スタンド花

スタンド花 1段ピンク系

 

 

お祝いの花の種類はこちら>>

「商品スタイル特徴」の詳細はこちら>>

 

 

②予算

ECサイトでは金額が明記してあるので参考にしやすいです。運営者によってクオリティや金額設定が違うので比較しやすいのもが特徴です。

お祝いの花の相場>>

 

③大きさと形

持ち運びのためにコンパクトな方がいい。豪華で大きめ。丸く可愛い形。長い花束。など、自分のイメージがあれば伝えておくのが良いでしょう。

 

④全体の色

色は全体のイメージを決めるので、自分の好みで決めたり、相手が好きそうな色にするなど、希望があれば伝えておくのも良いでしょう。あと、使いたい花があれば伝えてみてください。

 

⑤贈る相手の情報

どんな人に贈るのか、女性か男性なのか?若い人か年配の人へ贈るのか?各種イベント会場へ贈るなど、私達花屋はこのような情報があるほうがイメージし制作しやすくなります。

 

 

 

急ぎのご注文、すぐに花が必要なとき

通常、ご注文をいただくと、使用する花の準備、制作、発送や配達、商品画像の送付、という作業があります。このいずれかで時間をいただかないと納品が不可能となります。

ECサイトでは、配送先を設定すると最短のお届け日が表示されるサイトもあります。それよりも急いでいる場合は、お問い合わせにて連絡してみると、実は可能であったりする場合もあります。

自分のイメージがある場合は、希望の花を用意する必要があるので、約1週間程度の余裕を持って依頼することをおすすめします。

 その他、急ぎの時は、お花屋さんにお任せすると対応できる可能性が高くなります。

当日発送できる商品はこちら>>

 

 

 

 

 

信頼できる花屋さんを見つける

用途、予算、雰囲気、色などを大まかに決めて、あとは花屋さんにお任せすることで、われわれ花屋の最大限に能力を発揮することができます。私達もお客様に喜んでいただくようテクニックを磨いているものです。また、季節によって流通している花も変わってくるので、今旬の花の種類や、時季的に品質が良い花などは花屋さんがよく知っています。

信頼できる花屋さんを見つけることは、なかなか難しいことだと思います。しかし、ここが一番のポイントとも言えます。下記を参考にしてみてください。

 

①誠実であること

大前提として、そのお店が誠実であるか。ということが大切です。それを測る方法としては、口コミを見る、それに対して返信があるか。SNSなどの文章内容などからもある程度は推測できます。そのお店の業務や普段の活動を調べるとわかることもあると思います。

 

②自分とセンスがあっているか

センスとは、お店全体、作成者個々にありそれぞれ特徴があります。

様々な商品が表示されているので、ページの雰囲気も含め全体的に見て自分の好みにあっているかを確認するのが良いでしょう。

 

③技術はあるのか

技術とセンスとは違います。私達花屋は商品を作成する時、主になる花を決めそれに合わせる花を決めます。その段階で形やスタイルを決めて作成にかかります。大掛かりな装飾の場合、装飾場所を確認しデザイン画を起こし、そのデザイン画をもとに花を挿すベースを作成し、花を挿していきます。

このときに、頭の中で想像した、もしくはデッサン画を現実の商品に正確に反映できるか。というところや、花1輪1輪を生かした活け方、空間の取り方、アウトライン、花の色や質感や大きさを重さに置き換えたときに、バランスがとれているか。

技術があれば、数万種類の花の中から幾度となく作成する商品も安定的に高クオリティなものができるのです。

 

 花束の色の選び方と組み合わせ方(色が与えるイメージ)>>>

 

 

まとめ

ECサイトでの「希望イメージどおりになる」花屋さんへの注文の仕方は、連絡を取り多くの情報を花屋さんと共有することです。こんなこと伝えてやくにたつのかな?ということでも参考になったりします。

私達花屋もお客様にご満足いただけると非常に嬉しく思い、そこにやりがいを感じています。ECサイトでも、そこには人がいて運営しています。ニュアンスや、花屋がお客様へ提案したときの細かな反応などは、テキストではみることができませんが、参考になる商品画像を伝えるなどして工夫をしてみることもいいと思います。