2023/06/29
2022/09/15

花のお手入れ方法

お花を長持ちさせるために、少し手間をかけてやることで、お花もいきいき本来の花持ちを実感できるので、ぜひトライしてみてください。

 

 

花束の場合

 

花束の場合は、保水はしていますが水に入れてあげる必要があります。

 

①まずは、花瓶などの花器に水を入れて、付属の栄養剤を水の中に入れてください。(500mlにつき1袋)

 

②次に、ハサミを用意してラッピングをほどいてください。保水した部分を外すと、花の幹が見えます。水に浸かる葉はすべて取り除いてください。

 

③そのまま花器に入れる前にひと手間!花の切り口から1~3cm程度、用意したハサミで切り戻してください。そうすることで、花の切り口が新しくなり、水を吸い上げやすくなります。

 

④できればここで!直角に切るよりも斜めに切ってあげると、断面積が広くなり、更に水揚げが良くなります。

 

※花束を結束しているヒモは、付けておいても、解いてあげても構いません。結束をほどいて、自分なりに配置を変えても楽しめます。

 

 

少しお花にハリや勢いがなくなってきたら

多めに切り戻す(5cm以上)ことで、勢いが戻ることがよくあります。バラなどは、首が垂れてきたら短く切り戻すことで、元気を取り戻しますので、諦めないで切り戻してあげてください。最終的にコップに生けるくらいの長さまで切り戻してあげると、きれいに開いて長く楽しめます。

 

すごくお花に勢いがなくなってしまったら

なるべく短くカットして(半分以下の長さ)、花首が水に浸かるくらいの深水に浸けておきます。

 

 

 

 

アレンジの場合

①まずは、ハサミを用意してラッピングをほどいてください。

 

②次に、吸水性スポンジ(オアシス)に水を足します。持ち運びの間に水がこぼれないように少なめになっている場合もあるので、状態をみて足す量は調整しましょう。

 

 

水を足す頻度について

夏場は毎日、冬場は状態をみながら3日に1回を目安に足すといいでしょう。スポンジの特性上、少しずつ注ぐことでしっかり吸水してくれます。

 

傷んできたら

花材の多いアレンジメントだと、花によって傷む速度も異なります。枯れたり、萎れたりした花は取り除きましょう。ハリや勢いがなくなってきた花に関しては、茎を切り戻す(5cm以上)ことによって、勢いが戻ることがあります。

 

 

 

 

プリザーブドフラワー、ドライフラワーの場合

 

基本的に保存期間は1〜3ヶ月ほどですが、楽しみ方はひとそれぞれです。カビが発生しない限り、飾り続けることができます。お手入れ次第では、1年以上飾ることもできるでしょう。

 

 

①湿気に弱いため湿度が高い場所は避け、直射日光の当たらない場所に飾りましょう。

 

②飾っていると次第にホコリが溜まってきます。ホコリは害虫を寄せ付ける原因にもなるため、こまめにメイクブラシ等で払い落としてあげましょう。

 

 

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